独身アラフォー非モテ男の婚活日誌

友達なし彼女なしのアラフォー非モテ男による婚活活動日誌

閑話休題 その十一(告白)

サトータロー役の辺野々々・ローロ・茂平次(へのへの  ろーろ  もへじ)です。

私は小中高と共学だったのでほぼ毎日同い年の異性と同じ教室で過ごしていました。今の男性ばかりの職場と比べると夢のような時代です。ところが当時はまったくそんな風に考えたことすらなく学校はただただ苦痛でした。

1クラスは約40人で半分の20人は女子なので可愛い子の一人や二人はいたのですが、自分とはまったく接点がありませんでした。女子と会話した記憶がありません。休み時間は基本、本を読んでいた気がします。

ネットの記事でなど、モテないと言ってる奴は何回告白したのか?何回振られたのか?という言い回しを見たことがありますが、ほとんど女子と接点がないのに「好き」になるはずがないし、見た目が可愛いからというだけでキモい男子から告白されてら相手もショックなのではと思います。

同じ理由でラブレターを出す感覚も分かりません。そういう手紙を出すということは、相手とそれほど親しくないと考えられますが、親しくないのに好きになるっていうのが分かりません。

マンガやアニメやゲームではあまり面識のない相手に「告白」するシーンが定番ですが、あれは不自然ですし現実的でないと今は思います。今はそう思うんですが、学生時代はそうは思っておらず、ブサメンでなければ「告白」をきっかけに女子と付き合ったりデートしたりできると考えていました。順序が逆というかおかしかったんです。

■実際

知り合う→(みんなで)遊ぶ→(ふたりで)遊ぶ、デート→告白→付き合う

■マンガやアニメやゲームからの思い込み

知り合う→好きになる→相手を想う→告白→付き合う→デート

つまり、告白を成功させるために重要なのは事前の十分な根回しということになります。自分がどんなに相手が好きかはどうでもよくて、相手が自分のことをどれだけ気に入ってるか、または興味を持っているかが全てな訳です。たとえイケメンでも根回しゼロでの告白はリスクが高いですが、その場合は普通に友達になったりナンパしたりといろいろ手はあるでしょう。ブサメンはルックスが悪い上に社交性も低いので無理な個人プレーに走りがちで、ストーカーや変な人に思われかねません。

運悪く素敵な出会いに恵まれなかった自分は、いつも運命的な出会い(女の子が空から降ってきたり、訪ねてきたり、許嫁が現れたり、等々)を待ってしまっていました。まあ、待っていなくても、男でも女でもみんなで遊ぶ機会がなかったので結果は変わらなかった気がします。あの頃はただ女子と遊んでみたかっただけなのですが。女子と遊ぶには「告白」を成功させなければならないと思い込んでいたので一人で絶望してました。

婚活してるとこれまでは考えられなかったぐらいたくさんの女性と話しができます。できますが、現実の厳しさも目の当たりにします。イケメンはモテるし、そうじゃなければモテません。毎週、アプローチカードという名の「告白」と撃沈の繰り返し。最初は落ち込みますが繰り返してると慣れてもきます。それが日常になります。