独身アラフォー非モテ男の婚活日誌

友達なし彼女なしのアラフォー非モテ男による婚活活動日誌

第十話 はじめてのオタク婚活パーティー(その2)

そして、アイムシングルの婚活パーティー当日。会場の新宿歌舞伎町にやって来た。衣服はこの前デパートで買った10万円のを着てきた。会場の入り口の所に行列ができていて受付で会費を支払っていた。自分もお金を用意する。時々、割引券らしき紙を渡してる人…

第十話 はじめてのオタク婚活パーティー(その1)

木村さんに言われた、自分には大人しい感じの女性が合うという言葉が引っ掛かっていた。本当にそうだろうか。大人しいってアウトドア、インドアで言えばインドア派だろう。スポーツが苦手だから案外そうかも知れない。別にスポーツする女性が嫌いなわけでは…

閑話休題その六(非モテ)

サトータロー役の辺野々々・ローロ・茂平次(へのへの ろーろ もへじ)です。 最近、ちょっと気になる記事を読みました。 自称非モテさんは告白までしたことあるの? http://anond.hatelabo.jp/20150614234615 「(非モテは)ただ待っているだけのように見え…

第九話 はじめての合コン幹事(その4)

お店を出た後、駅までみんなで歩いて解散となった。それが、本当に木村さんとのお別れとなった。帰宅後に木村さんにメールしてみたがもう次はなかった。自分には今日来ていた大人しい感じの女性の方が合うと思うとのことだったので、その女性にもメールして…

第九話 はじめての合コン幹事(その3)

女性は木村さんと友達2人。一人はとても快活な感じでよくしゃべっていた。海外旅行が趣味でこれまで行ったことのある国を聞いたらベラベラと両手で足りないくらいの国の名前を応えた。頭の回転が速そう。 もう一人はおとなしそうな感じで余り話さなかった。 …

第九話 はじめての合コン幹事(その2)

合コンの前日に男性側の出席者にメールした。そしていよいよ当日がやってきた。開始時間の5分前にお店にやって来たがまだ他の人は来ておらず自分しかいなかったので適当に座って待っていた。お店はアジアンって感じのおしゃれなお店でドキドキした。こういう…

第九話 はじめての合コン幹事(その1)

木村さんへのお誘いを断られた後、ダメ元で何とか会えませんかと粘ってみた。そしたら、お互いに友達を誘って会うのはどうですか?、返事が来た。やったー!うーん、やらずに後悔するよりやって後悔する方がいいというのは本当らしい。即答でOKの返事を出し…

閑話休題 その五(人生は、出して・使って・かたずける、の繰り返し)

サトー タロー役の辺野々々・ローロ・茂平次(へのへの ろーろ もへじ)です。 私はあまり部屋や机の上が綺麗ではないです。たまに一念発起で苦労して片付けることもあるんですが、数日もするとまた元通りになってモノが散らかってしまいます。そういうこと…

第八話 はじめてのデート(その4)

出てくる料理を黙々と食べていた気もするが、実は大きな問題を抱えていた。緊張で木村さんの顔を見て話ができなかった。それで非常に困っていた。こもままじゃマズイことは十分分かっていたが、どうすることも出来なかった。 それでも1時間以上の時間があっ…

第八話 はじめてのデート(その3)

木村さんとはお店の前で合流した。ヤバイ。緊張してきた。最初に挨拶したが少しどもってしまった。お店に入って「予約したサトーです。」と告げると、「お待ちしていました。上着をお預かりしましょうか?」と言われた。え?そんなことファミレスでは言われ…

第八話 はじめてのデート(その2)

デート当日、待ち合わせ時間の1時間前にレストランに着いた。お店はまだ開いてないし当然木村さんも来ていないので、近くの喫茶店で時間まで待つことにした。なお、今日の服装は前に買った10万円装備のうち、シャツを新調して変えてきた。最近、信じられない…

第八話 はじめてのデート(その1)

その後、木村さんとメールのやり取りで来週のお昼を一緒に食べることになった。ただ、一番聞きたかったことを聞けていなかった。それは「なんで自分なんかとデートしてくれるの?」という疑問。これをそのまま言うと、せっかくのデートが流れてしまいそうだ…

閑話休題 その四(マンガのハーレム物、女性向けは獲得型、男性向けは維持型?!)

サトー タロー役の辺野々々・ローロ・茂平次(へのへの ろーろ もへじ)です。 今回も前回に引き続き「カツ婚」ネタです。最初に読んだときには「そう言われればそうかも」と納得しかけたのですが、後から違和感が湧いてきて、モヤモヤする話がありました。 …

第七話 はじめての合コン(その4)

家に着いた後、木村さんにメールした。 今日は料理が美味しかったし、お話も楽しかったです。 ありがとうございました。 もし良かったら今度の日曜日に食事に行きませんか。 その日の夜、返事が来ないか気になってなかなか寝付けなかった。 翌日になっても返…

第七話 はじめての合コン(その3)

最初に自己紹介した人は木村さんで、仕事は事務職でなんとなく自然な感じの女性。しっかりしてそうで、でも物腰が柔らかく、品がありそうな感じ。2人目は山田さんで理知的な感じの高校の先生が似合いそうな女性。3人目は斉藤さんで背が小さくて可愛らしい感…

第七話 はじめての合コン(その2)

翌週末、少し早めに秋葉原に着いた。お店の場所を確認したかったのと、久しぶりに秋葉原を見て回りたかった。お店は街の中心から少し外れたところにあるスペイン料理のお店だった。場所がわかったので、少し秋葉原の街の中を散策した。秋葉原って駅の周りは…

第七話 はじめての合コン(その1)

料理婚活は女性と一緒に作業できたのでなかなか楽しかったが、女性と親しくなるという意味では効率が悪い気がする。 そもそも料理中は忙しくて話をする余裕がなくて、女性と会話できるのは食べている時くらいしかない。さらに時間が決まっているので、ゆっく…

閑話休題 その三(女性にとっての出会い、男性にとっての出会い)

サトー タロー役の辺野々々・ローロ・茂平次(へのへの ろーろ もへじ)です。 最近は空いた時間に婚活を扱った漫画を読んでいます。その漫画の中で気になったエピソードの感想を書いてみます。 最初に紹介する本は「カツ婚! 恋に喝!篇」です。 カツ婚! 恋…

第六話 はじめての料理婚活(その3)

後片付けや手を洗った後、自分たちで作ったホットドッグを食べながら、参加者でお話しした。二組に分かれて一定時間で男性が入れ替わる形式だった。男性は自分ともう一人の二人組で、やはり相変わらず自分から話をすることはできず、ほとんど聞き役に回った…

第六話 はじめての料理婚活(その2)

イベント当日。やっぱり、イベント会場に着くまでに少し迷ってしまった。スマホのGPSがなかったらたどり着けなかったかもしれない。祐天寺は閑静な住宅街という雰囲気の場所で庭付きの家が並んでいた。最初に北海道の田舎から東京に出てきた時に住宅地を見て…

第六話 はじめての料理婚活(その1)

婚活用の服を一式買い揃えたので(総額10万円)、次のイベントを探すことにした。猫カフェ以外にもいろいろあって迷ってしまう。大掛かりなものだと、バスで遠出してカヌーに乗るなんていうものまである。カヌーには乗ってみたいが初対面の人、たぶん女性…

第五話 婚活用の服を買いにデパートへ

RPG系のゲームで主人公の初期パラメータがランダムに決まるものがある。そういうのは大抵一番良い値になるまで何十回もやり直した。ここで低い値になったらゲーム中はそれをずっと引きずることになるから面倒くさかったがそのまま続けるのはまっぴらゴメンだ…

閑話休題 その二(かつて先人たちはどのようにして「生理的に無理」問題を克服して皆婚社会を実現したか)

サトー タロー役の辺野々々・ローロ・茂平次(へのへの ろーろ もへじ)です。今回は非モテの婚活では避けて通れない「生理的に無理」問題について書いてみます。 これまでの数年間の婚活の中で直接「生理的に無理と 」と言われたことは一度もありません。で…

第四話 問題と対策

猫カフェのイベントでは、確かに彼氏募集中の女性と会って話ができる。しかし、全然話が噛み合わないし盛り上がらない。やっぱり自分みたいな非モテに彼女は無理なんだろうか。考えてみても分からなかった。自分の両親や親戚、会社の同僚の顔を思い浮かべて…

閑話休題 その一

サトー タロー役の辺野々々・ローロ・茂平次(へのへの ろーろ もへじ)です。猫カフェ編が終わって一段落ついたので、今回はこのブログを書こうと思った理由を書いてみます。 このブログは実体験を元に身バレ防止のためのフェイクや多少の誇張を加えたフィ…

第三話 猫カフェ婚活、再チャレンジ

今回のイベントでは残念ながら彼女はできなかったが、いろいろ収穫はあった。綺麗な若い女の子と話をする機会があるとは思ってなかったので期待以上のイベントだった。逆に最初から上手く行ったりすると話が出来すぎなのでもう一度申し込んでみた。今度のメ…

第二話 はじめての婚活

猫カフェでの婚活というのは内容はよく分からないが、男女ペアになって猫の写真を撮るらしい。猫は好きだし、カメラも難しい設定は分からないがただ撮るだけならできる。たぶん、なんとかなるだろう。ただ、残念ながら締め切りが過ぎているので、次回の開催…

第一話 独身アラフォー男の休日

暑い夏だった。暑くて外には出たくなかったので、アパートでパソコンに向かっていた。独身、39才、男、IT企業勤務、彼女なし、友達なし、趣味なし。生活には困ってはいなかった。しかし、何のために生きているか分からなくなっていた。 何も悪いことはせずに…