読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

独身アラフォー非モテ男の婚活日誌

友達なし彼女なしのアラフォー非モテ男による婚活活動日誌

第十八話 イベント婚活での出来事(その4)

苔玉作り)
スポーツ系はやはり相性が悪い気がしたので、次は文化系イベントに参加してみることにした。昔から運動は全然ダメだった。野球やサッカーのテレビ中継も観ないから、チームの名前を言われてもさっぱり分からない。だから周りでそういう話をしててもついていけない。そんなだからスポーツ系はやめよう。
文化系でもいろいろあったが、苔玉作りにした。家の1Kのアパートにハイドロカルチャーという土を使わない鉢植えがあるので、そこに苔玉を追加するのもいいと思った。前から花屋で苔玉を見かけることがあって、欲しいなと思っていたのでちょうど良かった。
いつものようにネットでイベントに申し込んだ。会場は新宿のカルチャーセンターぽいところで狭い会議室みたいな感じだった。机の上には苔玉に入れるらしい植物の苗が並べられたプレートが置いてあった。スタッフらしき人と参加者らしき人たち数人が部屋にいてイスに座っていた。
申し込み情報から31才の女性が一人いるはずだったが、まだ来ていないようだった。残りはアラフォー女性が5人。少し待って開始時間になると予定していた参加者が揃ったようだった。一人だけ明らかに若そうな女性がいた。あと男性にもイケメンがいた。若くはないが普通にカッコイイ。そのイケメンとその女性が談笑していた。なんかその二人の周りにオーラを発していて割り込めそうな感じがしない。
イベントが始まると、講師の方が簡単に苔玉の作り方を説明してくれた。まず泥だんごを作りそれを二つに割って中に苗を入れて、まただんごにして、だんごの周りに苔を糸で巻いて出来上がりだそうだ。話を聞くと簡単そうだが、実際に作ると難しい気がした。
最初にみんなで苗を選んだ。自分は家のハイドロカルチャーには無い種類であればなんでも良かったので、いかにも草っいう感じの苗にした。苗を決めたら男女ペアになって泥だんご作りを始めた。なんだか童心にかえった感じがして楽しかった。それを二つに割ったら講師の人が中に肥料を入れてくれた。後は苗を入れてまただんごにする。周りを見ると、人それぞれいろんな形のだんごになっていた。その後はいよいよ苔を巻くことになった。苔には2種類あって、床に接する部分とその他の部分で種類が違うらしい。何で違うかはよくわからなかった。最初に床用の苔をプレートから取り出して、てきとうに泥だんごに当てて、糸でぐるぐる巻きにした。同じ巻き方だと泥だんごが崩れるので、向きをいろいろ変えながら巻いた。次にだんご全体に苔を巻いてまた糸でぐるぐる巻きにした。よく分からなかったのは糸をどれだけ巻けば良いかだ。講師の人は後から苔が剥がれてこないように全体によく巻けと言っていたが何回かは言わなかったのでたぶん人によってかなり差が出たと思う。ぱっと見、糸が目立つ。お店で見かけた苔玉はこんなふうじゃなかった気がしたが、苔が成長すれば見た目も変わるのかも知れない。最後にバケツに入った水に苔玉を沈めて完成。泥だんごを水に沈めたらすぐ崩れると思ったが大丈夫だった。苔玉が完成したので、イベント終了。その後、スタッフから二次会の案内があったが、まさかの全員参加。文化系は飲みが好きなのか、それとも付き合いがいいんだろうか。
二次会になったらイケメンとアラサー女性の仲がより深まっているように見えた。なんかすでにデート予定を計画している感じだった。あと、今日が誕生日の男性がいてみんなでおめでとう!のカンパイをした。でも40過ぎた独身の誕生日は微妙だろう。誕生日の男性もこの歳で誕生日を迎えても嬉しくないみたいな事を言っていたが、みんなはノリで「おめでと〜♫」を連呼していた。後はこれまでに参加したイベントの話とか好きなドラマの話とか、好きなタレントの話とかをしたが、自分はテレビを持っていないのでドラマとかタレントの話には参加できなかった。好きなタレントぐらいは決めておいた方がいいかも。ネットで好感度の高いタレントのランキングを検索して好みの女性を選べばいいだろう。まあ、二次元を含めていいなら、うる星やつらラムちゃんとかダーティーペアの髪の長い方とかデモンベインのアルとかサイコガンダムエルピー・プルとかドラゴンボールの18号とかエウレカセブンアネモネとかいくらでも言えるのだが、色んな可能性が消滅しそうなので言わないでおいた。同じ理由でAV女優の乙葉ななせ、紺野ひかる、成瀬心美、友田沙也加、瀬名あゆむも言わなかった。まあ、10年以上前の学生時代にはテレビを観ていたので好きなタレントもいた。たとえば鈴木亜美とか内田有紀とかだけど、今どうなっているんだかさっぱり分からない。
結局二次会で参加女性とアドレス交換できたものの食事のお誘いメールは全滅。あと予想外だったのは苔玉は外で育てないといけないことだった。室内のように風が無い場所に置くとカビが生えてくるらしい。さらに苔玉を置く皿を買ったり、水につけるようのバケツを買ったりと追加の出費がかさんでしまった。そして、毎朝、バケツに水を汲んで苔玉を水没させる作業をすることになった。面倒くさい。