独身アラフォー非モテ男の婚活日誌

友達なし彼女なしのアラフォー非モテ男による婚活活動日誌

第十一話 はじめてのカップル成立(その8)

三回目のフリータイムが始まると、すぐに遠坂さんの所に向かった。今度は別の男の人が来た。こんな綺麗な女性からアプローチしてきてくれるようなことはもう二度とないと思ったので、この時は柄にも無く頑張った。必死で共通の話題を探し、何とか話題について行こうとした。3人の共通の話題となるとやっぱり流行りのアニメやゲームしかなかった。オタク系の婚活パーティーに参加している人が持っているゲーム機はほとんどがプレステやビータのようだった。あとはモンハン専用機としてDSを持っているという感じ。なんとか無双とかの話をされてもさっぱり分からなかった。ただ、分からないなりにでも、仕方なしに「アクションゲームは何も考えないで遊べるから楽しいですよね。」とか適当なことを言った。昔からアクションゲームは苦手だった。スーパーマリオの最初のお城の火のポールを飛び越えられないので、一度もクッパまでたどり着いたことがなかったし、グラディウスは一面の火山のボスを倒した後にすぐに死んでしまってそこから二度と立ち直れなかった。そう言えば、スペースハリアーは金にモノを言わせて、最後までクリアしたけど。自分にとってはゲームと言えば、RPGかノベルゲーム(エロゲ)だった。
 
そんなこんなで、最後のフリータイムが終わった。最後はライバルもいたので頑張ったがどうなるか分からなかった。