閑話休題 その七 (オタク)
サトータロー役の辺野々々・ローロ・茂平次(へのへの ろーろ もへじ)です。
ただ、今ではいろんな意味でこの言葉が使われていて、良い意味では専門家、趣味人という意味で使われることもあります。もちろん、従来通り、ネガティブなロリコン、萌えアニメ好き、社会不適合な人という意味もあります。
オタク婚活パーティーに参加する時に悩んだのはアニメや漫画が好きなだけの自分が本当にオタクなのか、こういうパーティーに参加していいのかということでした。
たぶん、ある人から見れば大人がアニメを観てるなら十分オタクだと言うでしょうし、別の人から見ればただアニメを観ているだけではオタク(あるものに熱い情熱を持って関わり広く深い専門知識を持っている)とは言えないと言うでしょう。
結局、当時は答えは出なかったし今でも分からないのですが、パーティーの参加条件にオタク趣味に理解がある人というのがあったので、これなら自分も当てはまりそうだと考えて参加してみることにしました。
そして、パーティーに参加したことで、それこそいろんな人に出会えたし、自分の知らなかった世界に触れることが出来ました。あとは今更ながら自分自身についての発見がありました。自分の場合、アニメや漫画、ゲームの話をしても全然楽しくないんです。確かに、面白いアニメや漫画は今でも読みますが、そのことについて誰かに話したいと思わないし、どちらかといえば、説明するのが苦痛だったりします。なので、自分はオタク婚活パーティーにはあまり向いていないのでしょう。このことに気づいたのはだいぶ後になってからでした。