第十話 はじめてのオタク婚活パーティー（その７）

こちらも時間が来たので、お別れして次に向かった。最後は最初に話したモンハン好きの女性のところへ向かった。そしたら、その女性の周り沢山の男性が取り囲んでいて、逆ハーレムを形成していた。スゴイな。とりあえず、隅っこに場所を開けてもらって、会話に相づちを打ちながら割り込むチャンスを待っていたら、そのままタイムオーバーになってしまった。これは明らかに失敗だった。後悔先に立たず。初参加だったし失敗もあるだろう。あれこれ考えても仕方ないので、最初の席に戻って、最終投票カードを書くことにした。

 

最終投票カードには第3希望まで異性の番号を書くことがてきて、その異性側にも自分の番号が書かれていれば、カップル成立となる。最後の女性はちょっと無理そうだが、残り2人のところにはフリータイム中もほとんど男性が行っていなかった様なので十分可能性がありそうだ。最終投票カードの番号はフリータイムと同じにした。カードは裏返して係りの女性に渡した。