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独身アラフォー非モテ男の婚活日誌

友達なし彼女なしのアラフォー非モテ男による婚活活動日誌

第十話 はじめてのオタク婚活パーティー(その6)

次の女性は同世代の女性だった。ニコ動でボカロを聞いていて、お互いに知ってる曲も多かった。最近、分かってきたのだが、自分の同世代でニコ動を知ってる人はかなり貴重らしい。初音ミクすらまともに知らない人が多い。自分世代はまだテレビ世代だからなのだろう。最近になってようやく、「若者のテレビ離れ」と言われ始めたくらいだし。自分は両親の様にテレビを観ながら、ブツブツ文句を言う様にはなりたくない。総理大臣がカップ麺の値段を知らないからなんだと言うのか。漢字を間違えたからなんだと言うのか。マスコミの偏向報道に上手いこと乗せられてステレオタイプの反応をする都合の良い国民になるのは真っ平御免だ。ボカロはいい。人気ドラマの主題歌で人気が出た訳でもないし、ましてや握手券というおまけ目当てでもない。純粋に曲や歌の力で人気を集めている。作曲も歌もダンスもそれぞれ得意な人たちが自分で動画を上げている。損得じゃない。歌詞も曲もバラエティー豊かだし聞いていて飽きない。
その女性はなんでもコスプレが趣味らしかった。なんというか申し訳ない話なのだが、見たくないなと思ってしまった。まぁ、口から出た言葉は「へぇー、是非見てみたいですね」なのだが、大人にはやむを得ない事情があるのだ。