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独身アラフォー非モテ男の婚活日誌

友達なし彼女なしのアラフォー非モテ男による婚活活動日誌

第十話 はじめてのオタク婚活パーティー(その5)

フリータイム開始後、まっすぐ白いワイシャツに紺のスーツを着た就活中の学生みたいな女性の席に向かい「こちら宜しいですか?」と一声掛けて座る。この女性は一見マジメそうに見えるが中身もマジメだ。髪も染めてないし化粧っ気もない。色気はないがカワイイとは思うし確か20代で今日の参加者の中ではもっとも若かった。女性なのにプロフィールシートの年収欄にパート女性と同程度の金額を書いていたのを覚えていた。参加女性のほとんどは年収欄は空白だった。趣味はDSの聞いたことのないRPGだそうでとりあえず話を聞いたが何が面白いのかさっぱり分からなかった。昔というか子供の頃はドラクエとかFFをやったがそれは子供だったからだし、時間がいっぱいあったからだ。いい年した大人が黙々とゲームをしてるのっておかしいとは思わないんだろうか。とか思いながら、口では「スゴイね」とか「面白そうだね」と心にもない事を口走っていた。こういうのを大人の事情と言うのだろうか。いや違うか。あとラーメンが好きで色んなところに食べに行ってるそうだ。自分もラーメンは好きだ。子供の頃はよく味噌ラーメンを食べていたので、味噌ラーメンが「普通のラーメン」でラーメンの元祖だと思い込んでいた。なので、東京に出てきてから、「味噌ラーメンは味噌汁にラーメンを入れただけ」と言われた時はカチンときたがその場で反論できず余計ムカついた。とりあえず、お互いラーメンが好きな事が分かったまでは良かったが、そのマジメ女子は家系なんかの濃い味が好みで、自分はAFIRIの様なあっさり系が好きなので好みがだいぶ違う事が分かった。なかなか上手くいかないものだ。ちょうど席替えの時間になったので簡単に挨拶して次の机に向かった。