独身アラフォー非モテ男の婚活日誌

友達なし彼女なしのアラフォー非モテ男による婚活活動日誌

第九話 はじめての合コン幹事(その3)

女性は木村さんと友達2人。一人はとても快活な感じでよくしゃべっていた。海外旅行が趣味でこれまで行ったことのある国を聞いたらベラベラと両手で足りないくらいの国の名前を応えた。頭の回転が速そう。
もう一人はおとなしそうな感じで余り話さなかった。
ちなみに男性側も自分以外は海外旅行によく行っているようだった。会社の同僚なので顔は知っているが実際にはよく知らなかった。海外旅行って結構お金がかかるんじゃないだろうか。話を聞いているとパック旅行ではなく自分で飛行機とかホテルを予約しているようだった。みんな英語がペラペラなんだろうか。何だか急に場違いな気がしてきたが話を聞いている分には知らないことばかりだったので面白かった。
 
お酒も料理も美味しかった。ワインはワイングラスに店員さんがその場でボトルから注いでいた。なんだかドラマのシーンみたいだった。そんな感じで飲み食いしてたら結構いい時間になっていた。
 
会計は普通の居酒屋の倍くらいだった。同僚の人によるとここのお店はそんなものとのこと。女性からはその場で普通の料金を回収し男性側は後日会社で清算することにした。結構高かったけどお酒も料理も美味しかったからまあいっか。