閑話休題 その五(人生は、出して・使って・かたずける、の繰り返し)
サトー タロー役の辺野々々・ローロ・茂平次(へのへの ろーろ もへじ)です。
私はあまり部屋や机の上が綺麗ではないです。たまに一念発起で苦労して片付けることもあるんですが、数日もするとまた元通りになってモノが散らかってしまいます。そういうことを何度か繰り返すと、なぜ散らかるかが分かってきます。散らかる理由は「綺麗な部屋」が不便だからなんです。散らかっている部屋は、日常で使うものが「いつもの場所に置いてある」ので、すぐに使えるんです。でも「綺麗な部屋」は何か物を出そうとすると、イチイチ引き出しを開けたり、場合によっては探し回らないとならなくなってとても大変なことになってしまいます。そして部屋の中を探し回った後はまた散らかってしまいます( ;´Д`)
それでも、綺麗な部屋は気分が良いので片付け関係のネットの記事を時々読んでいるんですが、だいたいみんな同じようなことが書いてあります。それは「片付けを習慣にする」ということです。
ある時、数週間ぐらい毎朝仕事に行く前に10〜15分くらい片付けていたら、片付けるところがどんどん無くなっていって、仕方がないので部分部分で拭き掃除を始めて、拭く場所も無くなっていったので数年ぶりに窓ガラスを拭いたりしてました。その時、レースのカーテンが汚れていることに気づいてその週末にカーテンを洗濯したら何だか部屋が明るくなりました( ^ω^ )
何を言いたいかというと、「綺麗な部屋」という一時的な状態は実はどうでもよくて、大事なのは日常をどう運用していくかだと、その時にようやく気づきました。
ところで、次のような話をよく聞きます。
ー 外見が良い方がモテます。つまり、いくら内面が良くても見た目が悪いと内面の良さに気づいてもらえません。
でも、この「内面が良い」って具体的に何でしょう。「やさしさ」でしょうか。アニメで非モテの主人公が学校で一番の美人から密かに好かれるエピソードがあったりしますが、その理由に主人公が人知れず子犬を助けた過去を見ていただったりします。他に内面の良さって、努力家だったりでしょうか。個人的にはそういうことがモテにつながるとは思えなかったので、やっぱり見た目が重要と思っていました。
ところが、カツ婚に次のように書いてありました。(P.87〜)
外見で一番だいじなことは、「清潔感があること」です内面が一番表に出るのは清潔感なんです「ふられる内面」とはだらしのない心のことですどうせ汚れるんだから風呂に入ったって意味がない→風呂に入らないどうせ ちらかるんだから かたづけても 意味がない(ひどい料理でも)おなかに入ればいっしょでしょ!?しまったって どうせまた 着るんだからだって家庭生活なんて使って 汚れる 洗って しまうまた取り出す 使って 汚れる 使う ・・・の繰り返しなんだからさ
この説明は非常に納得できました。最後の部分は特にそうです。イチイチ、モノを出したりしまったりするのは確かに面倒ですが、物事って普通そういうもので面倒くさいことばかりです。それを面倒くさがってサボっていたら「だらしのない人間」になってしまいます。自分はそういう人間にはなりたくないし、たとえ見た目が綺麗でもそういう人と一緒に生活するのは無理な気がします。
自分にできることは自分のことだけなので面倒くさがらずに「清潔感」を持って生活していこうと思います。