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独身アラフォー非モテ男の婚活日誌

友達なし彼女なしのアラフォー非モテ男による婚活活動日誌

第八話 はじめてのデート(その3)

木村さんとはお店の前で合流した。ヤバイ。緊張してきた。最初に挨拶したが少しどもってしまった。お店に入って「予約したサトーです。」と告げると、「お待ちしていました。上着をお預かりしましょうか?」と言われた。え?そんなことファミレスでは言われたことがないので、ちょっと焦ってしまう。とりあえず、ジャンパーを渡す。木村さんも着ていた高そうなコートを脱いで渡していた。ジャンパーもいいのに買い換えよう。ジャンパーもデパートで買うと高いんだろうか。
 
料理は予約の時に頼んでいたので料理が出てくるのを待っていたら、メニューを渡されて「お飲物はいかがしますか?」と訊かれ、焦ってしまった。メニューを見るとたくさん書いてあったがよく分からなかったので、何もいらないと答えた。木村さんも何も頼まなかった。
 
その後、木村さんと先週の合コンの話をしていたら、前菜がきた。大きめの平たいガラス製の皿に一口サイズの料理が均等に盛り付けられていた。前菜というからサラダかと思っていたがイメージがぜんぜん違っていて驚いてしまった。こういう料理って親戚の結婚式の時くらいしか食べたことがないんだが、本当に1,500円でいいのか確認したくなった。その皿をテーブルに置いた後、店員さんが料理の説明をしていたが、横文字が多くてさっぱり頭に入らなかった。どれも一口サイズなのでフォークですくって食べようとしたのだが、木村さんがフォークとナイフで食べていたので、同じようにして食べることにした。フォークは左手、ナイフは右手だけではどうもダメらしい。みんなは、こういう料理のマナーをどこで覚えてるんだろうか。サラダを食べている途中で今度はフランスパンを厚く輪切りにしたようなパンとお刺身を食べる時のつけ皿ぐらい大きさの小皿に緑がかったタレが入ったものが出てきた。
自分がキョトンとしてると、木村さんが自然な感じでパンをちぎって小皿のタレにつけて食べた。女性って何でもちぎって食べるのを思い出した。せんべいなんかも個装のまま小さく割ってから食べていた気がする。とりあえず勝手が分からないので木村さんと同じようにパンをちぎって食べた。見た目はフランスパンに似てるがそんなに硬くなく、普通にちぎることがてきた。タレ皿は一つしかなかったので木村さんと一緒に使った。タレは甘くも辛くもなくしつこくない味で、食べたことのないものだった。パンにつけるとコクが出る感じがした。後から知ったが、そのタレはオリーブオイルだったらしい。油をパンにつけるのは変な気がしたがマーガリンも油だと思ったら納得できた。
次はスパゲッティが来た。これは普通に美味しかった。
そして次が「ドルチェ」だそうでケーキが来た。普通のショートケーキとは違って手が込んでいるチョコレート風味のケーキだった。甘くて美味しかった。ドルチェってケーキの一種なんだろうか。とにかく、そのころにはお腹も十分ふくれていた。
最後がコーヒーだった。