独身アラフォー非モテ男の婚活日誌

友達なし彼女なしのアラフォー非モテ男による婚活活動日誌

第七話 はじめての合コン(その3)

最初に自己紹介した人は木村さんで、仕事は事務職でなんとなく自然な感じの女性。しっかりしてそうで、でも物腰が柔らかく、品がありそうな感じ。2人目は山田さんで理知的な感じの高校の先生が似合いそうな女性。3人目は斉藤さんで背が小さくて可愛らしい感じの、しかし結構気の強そうな女性。4人目は白鳥さんでほとんど話しはしなかったけど大人しくてどこかのお嬢様って感じの女性。みんなタイプは違うけどキレイな人ばかりだった。合コンってこう感じなんだろうか。もっと早く参加していれば良かったと何度も後悔した。そうそう、男の自己紹介は割愛した。ちなみに自分の自己紹介は無難に済ませた。趣味は読書と映画。秋葉原という場所柄、「ニトロプラスが好きです。お気に入りの作品は『沙耶の唄」です。」とか言おうと一瞬考えたが、理解できそうな人が一人もいなかったし、内容を質問されたら困ってしまうのでやめた。好きな映画を聞かれたら、「ショーシャンクの空に」と答えるつもりだった。一応、嘘じゃないし。
 

 

沙耶の唄 オリジナルサウンドトラック

沙耶の唄 オリジナルサウンドトラック

 

 

 

ショーシャンクの空に [Blu-ray]

ショーシャンクの空に [Blu-ray]

 

 

 
話の半分以上を元気な人がしゃべっていた気もするが、楽しい飲み会だった。女性がいる飲み会がこんなに楽しいとは思わなかった。話のネタもつき始めた頃、元気な人の提案でアドレス交換になり、この日だけで4人もの女性のメールアドレスをゲットできた。すごい。これまで3回もイベントに参加しながらメッセージカードが貰えなかったので一人の女性の連絡先も分からなかったのに、たった1日だけで4人。これからは合コンイベンだけ参加するのでいいかもしれない。
 
アドレス交換の時、スマホは少数派でさらにiPhoneは自分だけだったので、交換に手間取ってしまった。自分以外の人は赤外線で交換していて、その光景が何だか楽しそうだった。iPhoneはアドレスを直接入力するしかなくて面倒だし間違えていそうで不安だった。
 
帰りはみんなで秋葉原の駅まで一緒に歩いた。これも初めてだった。他の人もいたけど、女性と並んで歩くのは新鮮で楽しいしドキドキする。
(つづく)